「リバース：1999」は、2023年10月26日にリリースされたスマートフォンおよびPCからプレイできるゲームアプリです。中国のゲームメーカーBLUEPOCHが開発しており、本国では2023年5月31日からプレイできるようになっていました。
そんな「リバース：1999」がローカライズされ、日本でもプレイできるように。今回は「リバース：1999」はどんなゲームなのか、魅力はどこにあるのかを交えつつ辛口でレビューしていきたいと思います。
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「リバース1999」はどんなゲーム？魅力をご紹介！
リバース1999は、BLUEPOCHによってリリースされた新感覚のスマートフォンゲームです。
このゲームは、現代の歴史に基づいた時代背景と、神秘術（魔法）を使う神秘学家（アルカニスト）が融合したSFファンタジーの世界を舞台にしています。
「リバース：1999」では、1999年から時間が逆行する「ストーム」という超常現象によって、世界が変貌します。プレイヤーは「時を司る者（タイムキーパー）」となり、神秘学家たちを保護し、ストームの謎を解明する旅に出ます。ストーリーは実際の歴史イベント、例えば1929年の世界恐慌などを織り交ぜながら展開され、深みのある内容となっています。
第一印象は「ダーク寄りだなぁ」という感想でした！
ゲームの特徴としては、以下の3点が挙げられます。
- 全キャラクターはフルボイスで、Live2Dグラフィックを採用
- ターン制コマンドバトルで、スキルカードを使った戦略的な戦闘が楽しめる
- キャラクターのレベルアップやスキル強化など、多彩な育成要素が存在する
豪華な声優陣とミステリアスな雰囲気を持つストーリーでプレイヤーを引き込みます。操作感やUIはシンプルで使いやすく、育成素材の入手も直感的です。デザイン面では、神秘をテーマにした色使いやグラフィックが特徴的だと感じました。
プレイしてみた率直な感想
キャラクターがいい感じ
女性キャラクターのデザインがなかなか良いなと感じました。温和で品のあるスタイルが特徴で、控えめな露出とセンスの良い服装が、中世ヨーロッパの雰囲気を愛する人々には響くかもしれません。
逆に男性キャラクターはどうかと言うと、多様性に富んでるかなという印象。イケメンキャラクターが多数登場するゲームに慣れ親しんでいる人にも、このゲームの個性的で魅力的な男性キャラクターたちは新たな人気を集める要素を持っています。
また、物語には味わい深い中年の男性キャラクターも登場し、物語の深みを増していますね。あとは、SCPやダークファンタジーを好む方には、このゲームの無機物キャラクターが強く響くかもしれません。
重厚なストーリー
リバース1999は、その独特の魅力と丁寧な作りで、ゲームの世界に深く引き込まれます。
文字をたっぷりと使った物語は、退廃的で落ち着いた雰囲気を持ち、派手さは控えめですが、その分、物語の世界にじっくりと浸ることができます。ストーリーの展開は衝撃的などんでん返しよりも、静かながらも引き込まれる深さがあり、読み進めるほどに次の展開が気になる構成です。
Live2Dを用いたキャラクターの表情は多彩で、その精度の高さによって飽きることなく物語の世界に没頭できます。ムービーや特殊演出も豊富で、ゲーム内での体験は非常に没入感が高いと感じました。
スチル画のクオリティは非常に高く、絵が多いこともあり、ビジュアルを重視するプレイヤーには特に満足感を与えるでしょう。細部にわたる丁寧な作りは、絵が上手いゲームを好む方にとって、目を楽しませること間違いなしですね。
戦闘システムは典型的なソシャゲ
バース1999は、ターン制バトルの基本に忠実なゲームプレイを提供しており、そのシンプルさが好きな人にはぴったりかもしれません。
バトルシステムを簡単に説明すると、最大4人のキャラクターを編成でき、それぞれが2種類の通常技と1種類の必殺技を持っています。そして プレイヤーは行動を指示するための7枚のカードを受け取り、これらを使ってキャラクターに命令を出します。カードは組み合わせることで強化でき、戦略的な要素を加えています。
ですが 行動回数には制限があり、カードの使用や並び替えによって消費されます。カードは使用後にランダムで補充されるため、戦略には柔軟性が求められます。
そのため、カードの順番がバトルの結果に大きく影響してきます。運要素がゲームプレイに緊張感をもたらしますが、一部のプレイヤーには戦略性を求めるバトルにおいて、運が大きく絡むことが嫌に感じられるかもしれませんね。
「リバース1999」は無課金でも大丈夫？
「リバース1999」は基本プレイ無料で、アイテム課金が存在するゲームです。
ゲーム内には初心者向けの「星6確定ガチャ」があり、通常のゲームプレイを進めることで良いキャラクターを得ることが可能です。また、リリース記念として、プレイヤーはイベントを通じて合計で73連分のガチャを無料で行うことができます。
これにより、無課金プレイヤーでもゲームを十分に楽しむことができるようになっています。
ただし、リセマラはやや面倒だと感じたので、よほどではない限りリセマラに頼らずにゲームを進めて良いのではと思います。ガチャの天井システムは原神やスタレのような仮天井と天井が設けられている、最近よくあるシステムとなっていました。
「リバース1999」のネットでの評価は？
リリースから1ヶ月経っていないので、まだ完全な評価はわからずって感じですね
良い口コミ
- 壮大なストーリーが魅力的で、徐々にキャラクターの過去や時代背景が明らかになり、独特の世界観に引き込まれる
- 主人公たちと敵の立ち位置が複雑で、予測不可能な展開がワクワクする
- 終盤の物語が仲間たちの努力で逆転する展開に心が熱くなる
- 戦闘システムが戦略性が高く、キャラごとの個性と豊富なデバフやバフが楽しい
- ガチャシステムが良心的で、天井が70回と設定されており、石の消費も重くない
- 育成が比較的容易で、強化素材が手に入りやすく、高速周回が可能
悪い口コミ
- ストーリーの初期段階で置いていかれる感じがある
- 戦闘システムが一部のプレイヤーには難しいと感じられる可能性がある
- ガチャやリセマラに最速で最強を目指すプレイスタイルには向いていない
- スタミナが少なく感じるため、プレイ時間が限定されがち
「リバース：1999」の総評
「リバース：1999」は、その独特なストーリーと戦略性の高いバトルシステム、良心的なガチャシステムで、多くのプレイヤーに楽しんでもらえるゲームかもしれません。
無課金でも十分に楽しめる要素が多く、キャラクターの育成やストーリーの進行において、ストレスを感じさせない設計がされています。一方で、スタミナ制限や戦闘の単調さを感じる部分もあるため、プレイヤーの好みによって評価が分かれるかもしれません。
色々と良い部分、悪い部分がハッキリと分かれる作品だと思いました。
ぜひ一度プレイしてみてください！
